コウゾです。
食べられるのかどうか?
クワ科は食べるよりも観賞用が多いですが、この木の葉っぱは可食です。野生種なので、青臭さはあるものの、実(み)は甘味が強く、6月はヤマグワに加えてこの実も収穫時期です。葉っぱは後述します。
ヤマグワのジャムを作ってみた(甘さ控えめ) - 雑草生活 ~weed
味はどう?
葉っぱはクセがなく、桜葉のような感じにでしたが、粉っぽさがついてまわるので不味いです。実(み)は甘く、野生種特有の青臭さはあるものの、林内散策時のおやつになります。
食べられる量はどれぐらい?
葉はせいぜいひと口です。実はいくらでもいけるでしょう。
茹で時間、食感、味付は必要か?
茹で時間は3分、野草にしては巨大な2mもの樹木と化してましたが、見つけたものはネタにしないともったいないです。葉っぱは、生でも湯気も青臭さがかなりあり、湯気を嗅いでいるときにくしゃみまで出てしまいました。茹でた後の葉は茶色に変色することもなく、黄緑色で見た目の色合いはいいです。ただ、味というものがないので、風味にかけます。粉っぽさだけが際立ち、これは醤油をかけても同じでした。
この雑草は?
雑草というよりも、完全に野生木として位置づけになりますね。
実がおいしかったのでヤマグワのようにジャム化しようとしましたが、豆皿に8粒程度ではあっという間に実の水分が飛んでしまい、鍋が焦げ付きそうになりました。
いつもの散策現場なので近日中にジャムになるほどとってきます。
ほうれん草を最高値10、青汁を3とした場合の基準とし、0の場合、食べられない食材とします。
コウゾ:1(おひたし葉)
【まとめ】
・茹で時間は3分
・特徴的な味はなく、粉っぽさがある
・量としてひと口程度
・塩以外の味付けをしても不味い
・食感はまあまあ
「過去の思い出」
棘の凄さと実のおいしさから、「荒ぶる天使」などと勝手に名前改変したくなります。