最終更新日 2024.5.23
野草食と尿管結石は関係があるのかについてです。
専門家ではないので医学そのものの内容ではなく、野草食と尿管結石についての関係性のみ焦点を当てて書いてます。
発端
先週月曜朝、急な腹痛と嘔吐で起きだした筆者です。
ウィークデーは仕事のため病院にいけないため、土曜日に病院に行ってきました。
8時30分受付で最初の診察までに1時間半待ち、レントゲンを撮るも何も写らないので、来月はじめにエコーをやるからと、投薬も何もなしで帰されそうになるところを、GWに激痛があった場合このまま耐えるだけなのかと粘って、強引にCT検査を受けてきました。全部終わったのが13時近くで、ひたすら疲労感のみ。
で、CT検査の結果は・・・・
右側尿管結石!
現在膀胱のちょい上で停滞中。
噂にきいていた激痛ランキングトップにいちするアレです。大きさは直径3mm程度で、CT撮影のスライス幅から言うと10mm程度の長さがあるとのこと。過去15年ほど嘔吐などしたことがないのを危惧して、病院に行ったらいきなりの確定診断でした。
巷によると、七転八倒するほどの痛みがあるという話が多いなか、渋り腹と数度の嘔吐のみで、体調が悪い程度の認識だったので、まさかというのが実感ですね。親兄弟でも結石経験者は皆無だし、大好きなほうれん草もほどほどにしていたので、石持ちになるとは意外以外の何物でもありません。
野草に含まれるヤバイ成分は
ほうれん草を引き合いに出したけれど、野草にはシュウ酸が多量に含まれています。参考までに野草含めシュウ酸の含有量一覧を抜粋しました。シュウ酸は苦味として知覚されるもので、苦い野草、野菜はそれなりに、シュウ酸が多いようです。タケノコ、ほうれん草はもとより、生姜、茗荷にも多く含みます。
詳しくはこちらで
医薬品情報21 » Blog Archive » 飲食物中の蓚酸含有量について
野草を食べる時の注意点は?
野草食の最初のころは、茹でた野草にかつお節をかけて食べてましたが、どうやらこれが結石予防効果があるようです。ただ直近1年は、かつお節なしの野草だけになっていましたが、食べるのは数か月に1回、せいぜい豆皿程度なので、かつお節をかけなかったのが結石の原因となったかは甚だ疑問です。
それよりも、普段の食事で意識してカルシウムをとっていなかったカルシウム不足が結石の原因とおもっております。30代までは牛乳を飲んでいましたし、さんまも骨ごと食べてましたが、中年になって以後、牛乳については10年以上まともに飲んでませんでした。
カルシウム摂取と結石の関係については下記リンクで
結論
食べている野草が微量かつ習慣性もないので、野草食と尿管結石は関係があるとの結論にはいたりません。もちろん、毎日一食はお浸しで常食しており、かつカルシウム摂取量も意図的に増やしていない場合は、結石になりやすいはずです。これは、野草食だけでなく、普段から毎日ほうれん草やタケノコを食べ続けていたら、結石予備軍になることでしょう。食事はバランスが大事なのです。
ちなみに処方された薬は、ウロカルンというウラジロカシの枝葉を薬効成分とする生薬でした。ウラジロカシ茶も併せて飲んでます。
20240523追記
本日、病院に行ったところ腎臓の腫れも、膀胱上に結石もないことが確認でき、無事「石持ち」から卒業できました。初診の後、服薬しながらも、腎臓を握りつぶすかのうような痛みが数度おそってきたけれど、七転八倒の痛みとは無縁で済みました。で、自分なりに自然排石に貢献したと思われるものとして、低周波治療器を患部近くにあてたことがあると考えています。いつ排石されたかは不明ながら、先週火曜日から開始し昨日までは低周波の気持ちよさを感じてましたが、本日当ててみたところ痺れる感覚だけが強く不快ともいえるものでした。
ちなみに使った低周波治療器はこれです。本体は小型ではあるものの、強さ設定を最強にすると耐えられないぐらいの痺れ感がくる強力なものです。筆者は13(最強は15)でやってました。おすすめです。