ヒメオドリコソウです。
食べられるのかどうか?
ずばりまずいです。有毒ではないので、食べてもよさそうですが、この雑草を食べられる人はかなり稀です。ムラサキの花を咲かせる春の風物詩としての位置づけだけで、食べ物ではないと実感してます。
味はどう?
味は青臭さと雑味感満載で、何よりも茹でた状態でも青臭い香りがひどく、噛むたびに鼻にぬける匂いがきつく、食べようという気になれません。
食べられる量はどれぐらい?
筆者は食べられません。他のサイトでは青臭さだけ我慢できれば、食べられる人もいるようですが、この香りのキツサは無理ですね。
茹で時間、食感、味付は必要か?
春前ながらも、温暖な日が続いているので新葉でした。葉っぱは薄く、まだ花期まえなので採った時には花は咲いてません。茹で時間は2分。この雑草は、生でも強烈な青臭さを放っており、茹でたときの湯気も依然強烈な香りをまき散らします。茹でた最後の30秒は香り(というより匂い)はなくなってきたものの、オシタシ状態のものを噛んでみると、また強烈な匂いが鼻に抜けていきます。匂いだけじゃなく、味も青臭さが残っていました。醤油とカツオ節で多少は和らぐかと思ったものの、噛むと醤油の香りを完全に打ち消します。
この雑草は?
シソ科の雑草です。シソ科、キク科ともに食べられる雑草がほとんどですが、ここまで青臭さ満点の雑草も始めてでした。加工品含め、食べ物としての利用もなく、化粧品などにも利用されている事例はありません。
せいぜい、乾燥させたものを入浴剤として利用するぐらいですが、この雑草の青臭い匂いは、好きではないですね。
花壇管理現場でも、春の七草ではないほうのホトケノザと並んで、きわめて邪魔な雑草という印象です。
ほうれん草を最高値10、青汁を3とした場合の基準とし、0の場合、食べられない食材とします。
ヒメオドリココウ:0
【まとめ】
・茹で時間は2分
・味は青臭い味と匂いがきつくとても食べられない
・量としてひと口ですら食べられない
・塩以外の味付けをしても不味い
・食感だけはよし
「快活」「陽気」
空地、道端、畑問わず、春に咲きほこる雑草なので、こういう意味なったのでしょう。