タツナミソウです。
食べられるのかどうか?
シソ科多年草は毒がないのが多いので食べられます。ホトケノザもシソ科ですが、一応毒があるようです。
春の七草ではないホトケノザは本当に有毒か? - 雑草生活 ~weed
民間薬の生薬としても処方される情報はコガネバナなのでまったく同じものではないです。コガネバナも別名~タツナミソウと呼ばれるので異種ではないですが、今回採った写真と比べても葉っぱの形状が違います。
コガネバナの画像
味はどう?
毒草独特の苦みはまったくなく、かと言って甘味もなく、粉っぽい感じがします。味らいしい味はまったくありません。無です。
食べられる量はどれぐらい?
粉っぽさと味の無さからせいぜい豆皿程度です。
茹で時間、食感、味付は必要か?
茹で時間は2分。生の印象でやや青臭さがあったため、茹でるときの湯気もおんなじ匂いがしてました。茶色い灰汁が結構でたので、いつもの「苦み」を連想させるものでした。今回、葉っぱ、茎、花まとめて茹でましたが、花は溶けてなくなり、茎は楊枝並に固かったので葉っぱだけを食しました。繰り返しますが、味は何もなく、粉っぽさだけが際立つ野草です。ただし、この粉っぽさは醤油の水分で打ち消されますし、味がついてくるので醤油は必須です。
この雑草は?
この雑草の花言葉は「私の命を捧げます」「忘却」。
これまで100種以上の野草種の花言葉を上げてきた中で、時たま意味不明のものに出会いますね。そこで、変な意味の花言葉をまとめてみました。
■想像できないもの■
ピーマン 「海の恵み」
柿 「広大な自然の中で私を永遠に眠らせて」
ゴボウ「いじめないで」
梅 「澄んだ心」
オオイヌノフグリ 「神聖」
■なんとなく類推できるもの■
スイカ「かさばったもの」
キウイ 「ユニーク」
■意味がそのまま■
アロエ 「万能」
→食べても良し、虫刺され(特に蜂)に劇的な効果あり。
■意味が正反対■
夾竹桃 「親友」
→この植物は猛毒で、根、土、葉茎、花、実すべてに毒があり、青酸カリよりも毒性が強いと云われるオレアンドリンという有毒物質を含んでいます。食べるのはもとより、触ってもいけません。こんなのが公園に植栽されているのを結構見かけますので要注意。
ほうれん草を最高値10、青汁を3とした場合の基準とし、0の場合、食べられない食材とします。
タツナミソウ:3
【まとめ】
・茹で時間は2分
・味はなく粉末のかたまり、鼻にぬけるいい香り
・食べられる量は豆皿
・醤油味で粉末がジューシーになる
・食感だけはまし
「私の命を捧げます」「忘却」
たまに出てくる意味不明の花言葉です。