ブタナです。
グーグルフォトからの画像貼り付けができない障害が依然続いており、画像はwikipediaからの引用です。
一か月も障害回避しようとしないのは納得いかないので、現在有料利用者として猛烈にクレーム入れてます。
食べられるのかどうか?
豚の好物と言われるだけあって名前が「ブタナ」なので、人が食べても無害と言われます。全草食用で、葉や茎がおいしいとされますが、試食してみても、微塵もおいしさはありません。
味はどう?
苦い。それも即効性の苦みではなく、噛んでいくとじわじわ来る苦味で長く口に残ります。たんぽぽも苦味があるものの、苦みの程度はブタナのほうが上でした。
食べられる量はどれぐらい?
苦みが強いので、せいぜいひと口程度でやめた方がいいです。
茹で時間、食感、味付は必要か?
茹で時間は2分、葉っぱがうすく新葉なのでこの時間で十分柔らかくなります。食用を謳うだけあって煮汁の灰汁もあまり出ず、色の変化もほぼありません。湯気が多少青臭さがあったものの、春菊を似ても青臭さはあるので、キク科特有と思っていいでしょう。
食感はよく、苦味が我慢できればいいオヒタシになるはずですが、如何せん噛めば噛むほど苦味がどんどん増します。この苦味は醤油で味付けしようがまったく消えることなく、君臨したままですね。ほんとに豚がこの草を上手いと思って食べるのが畜産家に聞いてみたいものです。
この雑草は?
キク科の多年草です。冬でも枯れることなく、ロゼットと言ってリング状に葉っぱをのこして冬越えします。
ロゼットになる草はこちらです(随時更新中)。
キク科の草は味はともかく、基本的に食べられます。中にはセイタカアワダチソウのように世間の邪魔もののような食べることとは関係なさそうな草が意外にもおいしかったりしますね。
タンポポと何が違うかは「茎」「葉っぱ」に大きな違いがあります。
花はたんぽぽに比べて、輪郭が雑になっている特徴がありますが、遠目では微妙な違いと言えます。
ブタナの茎が1本長く飛び出し、葉をつけない。
ブタナの葉っぱは産毛がいっぱいついている。
比較画像を撮ったものの、ここで貼り付けができないのが残念です。
ほうれん草を最高値10、青汁を3とした場合の基準とし、0の場合、食べられない食材とします。
ブタナ:2
【まとめ】
・茹で時間は2分
・味は噛むほどに苦みが強くなる
・量としてひと口
・塩以外の味付けをしても苦さは消えない
・食感はいい
「最期の恋」
考えによっては、毒を意味するような物騒な命名の仕方ですが、豚を食用に出す前に食べさせる意味があるのかもしれません。豚にとっての最後の晩餐食なのでしょう。