キランソウです。
グーグルフォトからの画像貼り付けができない障害中なので、画像はwikipediaから引用。
食べられるのかどうか?
多年草なので、冬越えした新芽とは言えない葉っぱを食餌にするかどうか迷ったあげく摘み取ってみましたが、意外にも甘い香りがしてました。医者殺しと言われるほどの雑草なので食べても問題ありません。
味はどう?
素材自体の味はありません。水気が多いので水菜に似た味がしますし、苦味、雑味、青臭さというものもまったくありません。さっぱりしたおひたしです。
食べられる量はどれぐらい?
クセがまったくないので、豆皿まではいけます。
茹で時間、食感、味付は必要か?
冬を越したやや厚めの葉っぱなので2分で固いかと思いきや、丁度よい柔らかさになりました。1月2月にもみかけてましたが、ロゼット状だと判別が難しく春を待ってキランソウと判明した次第です。
食感は水菜そのものですし、みずみずしさだけは十分に味わえます。素材に特徴がないので、こういう場合は醤油でおいしさがアップしました。煮汁にも灰汁はほとんど出ず、普通にたべられました。
この雑草は?
イシャゴロシと言われるほどの効用を持つシソ科の多年草です。
食用利用というより、薬草として分類されており、春先の全草を乾燥させて服用することで健胃、咳止めにしたり、生の雑草そのものを患部に塗って虫刺されにもよいようです。、
キランソウ,きらんそう,金瘡小草,筋骨草(きんこつそう),Ajuga decumbens,シソ科,キランソウ属
十薬として名高いドクダミのような癖もなく、これならもっと食用利用してもよさそうなものです。
ほうれん草を最高値10、青汁を3とした場合の基準とし、0の場合、食べられない食材とします。
キランソウ:5
【まとめ】
・茹で時間は2分
・味はなく瑞々しさが特徴
・量として豆皿程度まで
・塩以外の味付けをしても旨さが増す
・食感はよい
「追憶の日々」
何を長い事思案しているか花に聞いてみたいものです。