地域限定になりますが、虫よけ記事の第二弾です。
モロコシソウの動画です。解説は一切ありませんが、生えている場所や大きさなどの特徴が分かりやすいです。上の写真は動画のキャプチャ画像です。
効き目は?
沖縄での方言名はヤマクニブと言い、地植えだけではほとんど効果はありません。乾燥させたものを吊るして置くだけで、蚊、ゴキブリさえよって来ないほどの効き目があります。
手に入れやすさは?
温暖な地域でのみ生息しますので、最低気温が0度以下になるような地域では自然に生えてません。当然のようにそういう地域の育苗店でも種の販売はされておりません(近隣のホームセンターなど確認済)。
ネットでも手配は難しく、アマゾンでは文言だけだとそれらしきものがありますが、情報として怪しいのでここには載せないことにしますが、近くの育苗店の話だと、取り寄せは可能だが店頭販売はしていないとのことでした。
育てやすさは?
沖縄、関東以南の暖地海岸になり、関東地方の場合千葉県房総地方が北限となります。
したがって、寒さには滅法弱く冬には枯れてしまいます。サクラソウ科の多年草なので関東でも温暖な年にはこぼれ種で翌年育つ期待ができます。
育つ時期は?
初夏から夏が生息期間で、半日陰の場所に黄色い花を咲かせます。茎丈は30cm~40cm程度です。
気を付けることは?
温暖な地でのみ生息することから、絶滅危惧種になっております。対象地域で見つけた場合は、持ち帰らないようにしたいものです。
「絶滅危惧種Ⅰ類」福岡県、広島県、兵庫県、香川県
「絶滅危惧種Ⅱ類」愛媛県、香川県、東京都、千葉県
✳絶滅危惧種Ⅰ類は、ごく近い将来における野生での絶滅の危険性が極めて高いもので、飼育・栽培下では生息する。
✳絶滅危惧種Ⅱ類は、絶滅の危険が増大している種。
まとめ
【効きめは?】 蚊 ゴキブリ
【手に入れやすさは?】 難(ネットでも手配不可)
【育てやすさは?】 沖縄 関東以南の暖地海岸
【育つ時期は?】 初夏から夏
【気を付けることは?】特定地域では絶滅危惧種