オミナエシ(女郎花)です。
茹で時間は?
葉も薄いので2分でぴったりでした。生の匂いはキク科に近いものでしたが、この植物はオミナエシ科なのですね。湯気が若干薬味臭がして、薬効があるかと勘違いする匂いでした。茹で汁はほとんど濁りません。図鑑によっては、草全体に悪臭がするとのことでしたが、花の匂いはありませんでした。
味はどう?
苦いです。灰汁もほとんど出なかったので少し期待しましたが、噛むたびに苦味がじわじわ出てきます。
食べられる量はどれぐらい?
苦み成分のせいで、ひと口までです。秋の七草は食べるものではないので、食べた記録や利用法も見つからないので、試食だけにしておきましょう。
味付は必要?
醤油をかけても苦味成分が勝利します。つけない場合よりも幾分飲み込みやすくなる点だけがメリットです。
食べた感触は?
いいですね。素材は乾燥気味ながら、茹でると水気をたっぷりと含んでくれるため噛んだ感触はまずまずでした。
オミナエシの利用法
秋の七草を積極的に食べる情報はほぼみかけませんが、オミナエシの薬効はあるようです。感想した根っこを煎じて飲むことで「下痢」「婦人病」「肝炎」「腫痛」にはいいようです。東京、茨城、群馬などでは絶滅危惧種Ⅱ種に挙げられております。
ほうれん草を最高値10、青汁を3とした場合の基準とし、0の場合、食べられない食材とします。
オミナエシ:1
【まとめ】
・茹で時間は2分
・味は苦味が強い、香りはなし
・量としてひと口まで
・醤油があってもまずい
・食感はいい
「親切」「はかない恋」
女郎花という文字からは「はかない恋」が想像できますが、親切というのはなぜ?