マメカミツレです。
食べられるのかどうか?
始めは無味かと噛み続けていくと、じんわりとした甘さが出てきます。キク科は食用にできますが、あまり食べたくない雑草という印象でした。
味はどう?
微妙な甘さがある意外は何も特徴はありません。キク科特有の香り成分もまったく感じませんでした。
食べられる量はどれぐらい?
せいぜいひと口までです。しかも。醤油で味付けした場合の時になります。
茹で時間、食感、味付は必要か?
生の状態は青臭さ満点で、湯気は青臭さに加えて雑味臭も交じってきて、かなり気分の悪くなる匂いがします。葉っぱは小さく、薄いので2分でもクタクタになり、茹でたあとのザル移しではかなりかき集めました。それでも、食感はそこそこあり、もしや食べられる食材と期待させるものがありました。醤油とカツオ節をつけるとひと口までは食べられますが、素材の味がほとんどないので味わうまでにはいきません。
この雑草は?
小さなカミツレという和名のキク科の雑草です。空地によく生息してますが、写真の三又に分かれている1個分の葉っぱの大きさは1平方センチメートル程度でほんとに小さな雑草です。キク科だと基本的に食べられますが、この雑草の場合、キク科特有の「香り」という特徴はありません。オーストラリア原産とのことで、1940年代に帰化が確認されましたが、特に有効な利用法はありません。カミツレ(別名カモミール)がハーブ茶としての利用があるのに対して、この雑草は特徴も存在感も薄い雑草ですし、これで毒草だったら怖い雑草になりますが、幸いなことに無毒です。
ほうれん草を最高値10、青汁を3とした場合の基準とし、0の場合、食べられない食材とします。
マメカミツレ:2
【まとめ】
・茹で時間は2分
・味は噛んで行くとわずかの甘味
・量としてひと口まで
・塩以外の味付けをしても美味しくない
・食感はよい
「なし」
足元をじっと見てないと気付かないぐらい、あまりにも存在が小さく花言葉すらないようです。