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珍しい松の剪定(多行松)

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赤松の園芸種である多行松(タギョウショウ)の剪定に関わることができました。赤松はメジャーながらも、多行松は大きな公園で一つあるかないかの珍しさがあります。筆者もまだ3例しか見たことがないです。

タギョウショウ(多行松) - 庭木図鑑 植木ペディア

 
多行松の剪定

 

剪定前

筆者が撮った写真がひどいピンボケなのはご容赦ください。

3年放置した松の剪定を行うことになったけれど、木のサイズに合う脚立が用意できなくて非常に難儀しました。それにしても、枝の伸び具合が尋常ではなく、形が大きく崩れ始めています。多行松は「扇状」に広げた感じになっていますが、この松はものすごい形になりはじめてます。外からは見えないですが、中のほうの太い枝が何本も枯れており、これらの枯枝を切ってしまうと樹形がまったくそろいません。少しばかりの透かし剪定では形が作れないので、場所によってはかなりの切り戻し作業が必要とおもえました。

 

 

剪定後

少し切りすぎたと思われますが、松は赤松、黒松ともに寒さには強いので、これぐらいの葉っぱを残せば大丈夫です。夏にこんなに切ってしまうとあっという間に太陽の光と熱で葉枯れしてしまうので、夏場の強剪定は禁止すべきです。それに、今年1回で形を作り上げるのは時間的にも厳しいと思えたので、光を完全遮断していた中の部分の小枝の芽を残し、伸びた芽を使って凸凹になっている部分を来年修正していく予定です。

自画自賛になりますが、剪定後は赤松の美しい赤色が外から見てもわかるぐらいになっております。時間があれば、木肌の古い樹皮を丁寧に剥がして、樹皮全体を赤色にするとほんとに美しい樹木になります。

余談になりますが、普通の赤松は縦に長く伸びていきますが、この多行松は高さはせいぜい4m以下で、扇状になるため、中の枝が非常に込み合います。通常なら脚立にのって外から剪定していきますが、今回は狭い枝をくぐるようにして登って剪定しました。 普段めったにやらないかなり微妙な体勢での作業だったので、その後2日は筋肉痛まみれでした。

 

多行松はどこで見られるか?

有名所では次があります。

[東京都]

新宿御苑(新宿区)


芝浦中央公園(港区)


木場公園江東区


神代植物公園調布市


皇居大手門手前(千代田区

 

[神奈川県]

相模原公園相模原市

  

[石川県]

兼六園金沢市

 
 

花 言 葉

「不老長寿」[哀れみ]

多行松の花言葉はありませんので、赤松の花言葉を載せます。赤松は女松と言われ松枯れ虫に食われなければ、数百年の寿命はありますし、100年物の松でも幹の直径は70cmぐらいと成長が遅いです。