ホトケノザです。
食べられるのかどうか?
この雑草は毒があるなしとの2つの見解がありますが、口にしてもいないのに結論は出せないので試食してみました。結論として食べても大丈夫です。ほんのひと口でしたが、毒草の特徴的な違和感(強い苦味、原色の濃い汁が出るなど)はまったくなく、食後2時間経過してもなんら異常はありません。
味はどう?
味はないです。シソ科なのにいい香りもしませんでした。
食べられる量はどれぐらい?
無毒といいながら雑草特有のシュウ酸は多量に含まれているのでひと口程度でしょう。
茹で時間、食感、味付は必要か?
2月以後花が咲く前の新芽の段階なので、葉っぱは柔らかく2分の茹で時間でもかなり柔らかすぎでした。生の状態では青臭さ満点で、湯気も青臭い異臭が立ち込めますが、ゆで汁に変化はありません。素材自体の味がないので、これだけだと噛んでも水気だけなので、醤油があればなんとか食べ物として意識できます。柔らかすぎたものの、噛んだ感触は意外にありました。、
この雑草は?
春の七草のホトケノザではありません。春の七草のほうはキク科の「コオニタビラコ」という名前の雑草のことで、食べても何ら問題はありません。引用はwikipedia。
ここでのホトケノザは、2月以後は畑一面に紫の花が咲き誇りますが、春先の畑の耕作の際に耕耘して混ぜてしまえば夏前にはなくなってしまいます。むしろ、花壇の中に隙間なく咲き誇ってしまうので、緑化事業を仕事とする筆者にとっては、除草という腰がいたくなる作業が待っているので非常にやっかいものに思えますね。紫色は綺麗でも主賓は花のほうなので、管理元の要望も徹底した除草を求められます。
ほうれん草を最高値10、青汁を3とした場合の基準とし、0の場合、食べられない食材とします。
ホトケノザ:3
【まとめ】
・茹で時間は2分
・味は無味、香りもなし
・量としてひと口
・塩以外の味付けはほしい
・食感はいい
「調和」
仏の座の名の通り、花の咲くさまが仏陀の座している蓮の葉っぱと当人の姿に似ていることから命名されています。