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雑草生活 ~weed

雑草を食べるブログ

キツネノマゴは無味だがパサつく

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 キツネノマゴです。

 


 

目 次

 

 

茹で時間は?

茎が固めなので3分ではまだ固く楊枝のようだったので、追加1分の合計4分にしましたが、4分で茎はやわらかくなったものの見事に葉っぱが崩壊してしまいました。このあたりの加減が未だに難しいですね。
生でも、湯気でもそれほど特徴的な香りはありません。唯一煮汁だけは濃い緑に変色したぐらいでした。キツネノマゴ科という今までにない分野でしたが、アカンサス、コエビソウ、ヤハズカズラ、アミメグサ等も同じ科のようですが、筆者はみたことがありません。

 

味はどう?

味も香りありません。茹で過ぎても葉っぱは粉っぽく、茎もやわらかくはなったものの水気をあまり含まない素材なので美味しさはありませんでした。

 

食べられる量はどれぐらい?

ひと口まででしょう。毒はないですが、味も香りも水気もないので食べる量は限られます。

 

味付は必要?

醤油でパサパサ感は一瞬消えますが、その後はまたしても粉っぽさはやってきます。

 

食べた感触は?

よくも悪くもなくといった具合です。空気ではないので、噛んだ感覚はあります。ほぼ貶し状態ですが、なんていうか特徴のないものはいい表現がみつかりません。

 

キツネノマゴの利用法

名づけ方は、写真の実がキツネの尻尾のようだからという意味のようです。実の大きさも小さいので「孫」がくっついたみたいですね。夏頃から何の雑草か探ってましたが、特徴があまりないので、秋になってようやく実で判断できました。広場の隅っこに群生し、日当たりのよい場所を好みます。
関節の痛む部分に生の地上部(葉茎実)をすり潰してガーゼにこすりつけて充てたり、乾燥させて煎じて飲めば解熱、喉の痛みにいいようです。ただ、花期が8~10月までなので、秋の内に準備しておく必要があります。

 

www.miyayaku.or.jp



 

 

味 指 数

ほうれん草を最高値10、青汁を3とした場合の基準とし、0の場合、食べられない食材とします。
キツネノマゴ:2

【まとめ】

 ・茹で時間は4分
 ・味、香りなし
 ・量としてひと口まで
 ・醤油で少し美味しさアップ
 ・食感はパサパサ感強い

 

花 言 葉

「女性の美の極致」

すごい命名です。与謝野鉄幹が「才長けて、見目麗しく、情けあり」という男視点での究極の美を詠みましたが、小さい紫の花とキツネの尻尾にみたてた実からこういう名づけ方をする発想がすごいです。