イノコズチです。
茹で時間は?
いつものように新葉のみを摘み取ったので2分で十分でした。実の部分には蟻が集っておりこの時点で毒草ではないと判断できました。生の葉茎はやや草の匂いがするだけで、湯気もほとんど匂わず煮汁の色の変化もありません。まったく、なんの特徴もない雑草ですが、茹でた後の色だけはいい緑色でした。
味はどう?
味はありません。苦味、渋み、雑味、青臭さ含めて一切味を感じません。唯一の特徴は、薄い葉っぱを2分茹でても水気がまったくなく、妙な粉っぽさだけがありました。
食べられる量はどれぐらい?
食べ物のとして特徴がまるでないので、ひと口まででしょう。
味付は必要?
醤油をつければ、パサパサ感が多少和らぐのでかろうじて食材の仲間として分類できます。
食べた感触は?
噛み心地は良いほうですが、噛んだ後の口に引っ付く感じがよくありません。
イノコズチの利用法は?
イノコヅチはヒユ科の植物で、イノシシにくっついて生息範囲を広げることから名付けられました。それに、味の特徴はまるでないですが、意外にもバター炒めなどとして食べられる草のようです。
夏の終わりから初秋にかけて実をなしてきますが、空地にもよく見られるので引っ付き虫の一つとして知られているようです。摘み取るときに実の部分に蟻がいましたが、茶色のほぼ種のような状態になっていたし、種の周りのトゲ?が何本もあるので捨ててしまいました。
牛膝散(ゴシツサン)と言って、漢方では婦人病に良いとされているものです。
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ほうれん草を最高値10、青汁を3とした場合の基準とし、0の場合、食べられない食材とします。
イノコズチ:3
【まとめ】
・茹で時間は2分
・味は無味、香りもなし
・量としてひと口まで
・醤油でやっと食べられる
・食感は口内に引っ付く感触
「二重人格」
意味が推測できませんが、隠れ毒草ではないことは言えます。