ニラです。
茹で時間は?
2分にしましたが、野生なので茎が固く3分でいいぐらいでした。言うまでもなくお店で売っているニラの野生版です。8月から同じ敷地をみてましたが、ある程度涼しくならないと花が咲かないようです。
スーパーで売っているものよりもはるかに香りが強く、コンビニ袋にいれてから鞄にしまいましたが、取り出した時には鞄の中がニラ臭さでいっぱいになるほどでした。シソもそうでしたが、野育ちはエネルギーがものすごいので個性が強いです。茹でた時の灰汁や煮汁の濁りはなかったものの、少し粘りがありました。考えてみれば、ニラのおひたしは食べたことがなく初体験でした。
味はどう?
おひたしだとそれほどの旨さはないですね。他の雑草と違って野生種でも甘みがあり、常食野菜なので安心して食べられるだけでも十分なのでしょう。花実も食べましたが、葉っぱより苦みがありました。
食べられる量はどれぐらい?
ニラレバ炒めでもせいぜい豆皿程度の量だとおもわれます。おひたしだと他の素材はかつお節だけなので、香りが強すぎて今一つ量は進まず、盛り付け写真の豆皿分をかろうじて食べきった程度でした。
味付は必要?
醤油必須です。素材だけだと匂いが強すぎて癖があるので、醤油の旨味で打ち消し効果と素材のもつ甘味とのブレンドを味わえます。
食べた感触は?
しゃきしゃき感がいいです。生きた野菜を食べている実感が持てます。
毒草との違いは?
食べてはいけない有毒の代表のヒナンバナ科ですが、ニラ自体に毒はありません。スイセン、タマスダレ、キツネノカミソリなどと混同され誤食が毎年あります。大きな違いは、ニラの葉がネギの香りがするのにたいして、それ以外は香りがないということをおさえておけばいいです。
特にスイセンは、マウスの場合致死量10g/kgと言われておりますので、食べてはいけません。一束を包丁で2cmぎざみで切ったら5回程度です。
ほうれん草を最高値10、青汁を3とした場合の基準とし、0の場合、食べられない食材とします。
ニラ:6.5
【まとめ】
・茹で時間は3分
・味は少しの甘味、香りは良すぎ
・量として豆皿まで
・醤油は必須
・食感はいい
「星への願い」
花の形から命名されてますが、活力の元という意味で「活源」も付け加えてみたいものです。