ヤブミョウガです。
茹で時間は?
葉茎の固さから4分程度は必要と思われましたが、ササとは違うので3分でほどよく水気を含んで柔らかくなりました。生の匂いはミョウガの匂いなどまったくしませんし、青臭さとは別の生きた植物の匂いで、良い例えがみつかりませんが、いやな匂いではありません。ゆで汁はそこそこ緑色に変色し、湯気もかすかな香りがあります。
味はどう?
葉はセルロースの繊維質が多く、とにかくすり潰せない状態でヤマノイモ並の粉っぽさがあります。味は無味でした。茎は生の状態だと固くみえましたが、茹でると水気たっぷりなのでさっぱり感は味わえました。
食べられる量はどれぐらい?
葉は食べられません。茎がわずかに食べられる状態なのでひと口が限界です。
味付は必要?
葉の繊維質は味付どうこういうレベルではありません。茎は水気に醤油がブレンドされるので普通に食べられます。
食べた感触は?
葉の固さは反芻動物じゃないとたべられないでしょうが、茎の食感はいいです。
ヤブミョウガとは?
日本では関東以西に生息します。ミョウガという名前ですがミョウガがミョウガ科なのに対してヤブミョウガはツユクサ科に属し、別種です。葉は笹のように固くはなく、茹でると柔らかくなるのでこういう分類になってもおかしくありません。残念ながら他の利用法もほとんどなく、姿形がミョウガににており日陰の所に生息すること意外目立つポイントはありません。
ほうれん草を最高値10、青汁を3とした場合の基準とし、0の場合、食べられない食材とします。
ヤブミョウガ:2
【まとめ】
・茹で時間は3分
・味はお茶のデガラシ、香りはなし
・量として豆皿まで
・醤油でも変わらず美味しくない
・食感は茎だけはよい
「報われない努力」
半日陰でひっそりと花をさかせているからですね。