ヒメジョオンです。
感 想
茹で時間5分。
この雑草は、春先のハルジオンと比べて少しだけ遅れて出始めます。これら二つはよく似ているので混同する人も多いですが、これについては後述します。あまりにもありふれている割には、食べた人はいないだろうという単なる思い付きが食べようと思ったきっかけです。
今の時期だとどこにでも生えてる雑草なので、自分の健康も考えて除草剤が掛かっていない、ドロなどが付着していないことを検討した結果、河原散策途中であまり成長していないものをひとつかみもぎって早速調理です。
鍋に入れる時点で茎が固く、いやな予感がしてました。キク科の植物は本来皆口にできるはずで、生だと春菊に近い香りがして、ほかの雑な臭いも交じっていなかったため、「もしやうまいのか?」と期待しましたが、オヒタシだと食べるにはとても厳しいし、とても勇気を必要とした食材でした。茎の固さ、強い苦味、なかなか喉を通らない違和感、雑味感があり、どうしても毒物の印象がつよいため体が拒否し、2口で止めました。噛み心地はいいこと、粘り気がまったくないことが評価できる点を除けば、花実の部分も、多少苦味は少なく感じるものの、かなり抵抗があります。
味 指 数
ほうれん草を最高値10、青汁を3とした場合の基準とし、0の場合、食べられない食材とします。
ヒメジョオン:2
【まとめ】
・茹で時間は5分
・味は強い苦味、雑味感
・食べられる量はひと口まで
・醤油があってもまずい
・食感は茎が固い
花 言 葉
「素朴で清楚」
見た目通りですが、可憐ながらも骨太い印象があります。
ハルジオンとの違い
✳覚え方は「春に咲くからハルジオン」
【出現時期】
ヒメジョオン 5月以後8月ぐらいまで
ハルジオン 4月以後6月ぐらいまで
【茎の構造】
ヒメジョオン 茎が詰まっており白い液体が出てくる
ハルジオン 茎が空洞
【花】
ヒメジョオン 太い花びら(舌状花冠)
ハルジオン 細い花びら(舌状花冠)
これ、非常にわかりずらいです。ハルジオンの画像がなくごめんなさい。