シロツメクサです。
感 想
茹で時間5分。
公園等でよく見かけるクローバーと呼ばれるものです。
公園には色んな種の植物が植生していますが、たとえクローバー一つでも採ってはいけないのが、公式見解のようです。お役所仕事と言えばその通りですが、小さな女の子が芝生に座ってシロツメクサの花飾りを作っても、本来は違法です。子供の場合、刑事責任年齢以下なので問われないだけなんですね。これを大学生の女子(女の子?)が集団でやったらどうなるんでしょうかね。それに、緑化の仕事でも公園整備を経験しているので、公共のものはあまり触る気はしません。
ということで、今回も河原まで出向き、採取開始です。見事にどこにでもありますが、シロツメクサばかりで最後にようやくムラサキツメクサの画像を撮影できました。
ところで、四葉のクローバーが生えやすい場所はどこでしょうか?
三葉が基本で四葉は変異種という位置づけなので、人に踏まれやすい場所に多く生息します。以上豆知識ということで。
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摘み取ったクローバーは多少青臭さはあるものの、ほぼ癖のない雑草なので、人が歩いていない部分を2つかみほどむしって袋詰めして一旦保管。
所要から帰ってきて茹でたら、量が少ないのにさらに葉っぱが小さく縮まって2口で終わってしまった。味は少しの苦味がありますね。どの食材でも、最初はかつお節をどかして、素材のみで最初のひと口を味わいます。今日のように苦味があると、すぐ醤油でごまかすとずいぶん食べやすくなります。クセがあるのは野生種の特権なので、常食はきついでしょう。粘り気はなく、むしろ噛むと少しギシギシする感じもワイルドゆえなのか?。箸が進んでいく食材という主観があったため、あっけなく終わった日でした。
味 指 数
ほうれん草を最高値10、青汁を3とした場合の基準とし、0の場合、食べられない食材とします。
シロツメクサ:4.5
【まとめ】
・茹で時間は5分
・味は少しの苦味があるが可食
・食べられる量は豆皿まで
・醤油はあったほうがいい
・食感としてギシギシすこし抵抗感あり
花 言 葉
「幸運」「復讐」「私を思って」
複数の意味合いがあり、微妙な表現。
ツメクサ(詰草)の種類
クローバーは他にも以下の種類があります。
ムラサキツメクサの画像
同じカタカナの名前で「爪草」がありますが、こちらはナデシコ科なのに対して、「詰草」は葉の形からマメ科に属します。それに、「詰草」がもともと輸入品の緩衝材としての詰め物に利用されて日本に広がった外来植物なのに対して、「爪草」は鳥の爪跡ににているという理由から名付けられ、有効な利用法もなく唯の雑草として位置づけられています。
爪草の画像