黄色カタクリです。
食べられるのかどうか?
昔は片栗粉の原材料となってましたので可食ですが、葉っぱではなく鱗茎がメインです。一般にカタクリは下の画像がメインですが、同種です。
味はどう?
でんぷん質が多いため強いぬめりと渋みが若干あります。
食べられる量はどれぐらい?
ひとつまみというところでしょう。
茹で時間、食感、味付は必要か?
茹で時間は2分。茹でていくと葉っぱの青さが濃くなっていくものの煮汁は透明のままなので灰汁はすくなそうです。匂いはほんのりと青臭さがある程度で癖の強さは感じません。口に入れた時の食感はとにかくヌメリは多い。茹でたので溶けているはずなのに噛むたびにねちょねちょします。はじめは無味かと思ったが、何回か噛んでいくとやや渋みがでてききますが、気にならない程度です。素材の味がほとんどないので味付けは醤油の味しかしません。
この雑草は?
雑草と言っては失礼なぐらい人の生活に貢献した日本原産植物ですが、自生種はめっきりすくなくなりました。地下の鱗茎を日干ししたものからは、40 - 50%の良質なデンプンが採取できるようですが、手間がかかりすぎの上、数も少ないのでジャガイモには勝てません。観賞のみですね。
自生場所は下記の場所になりますが、黄色カタクリは見れますが紫のよくあるカタクリはすでにシーズンオフになってます。(関東限定)
万葉自然公園 (佐野市)
岩宿の里 (群馬県)
ほうれん草を最高値10、青汁を3とした場合の基準とし、0の場合、食べられない食材とします。
黄色カタクリ:2
【まとめ】
・茹で時間は2分
・素材の味はやや渋い
・量としてひとつまみ
・味付けしても醤油の味のみ
・食感ヌメヌメ
「初恋」「寂しさに耐える」「嫉妬」
この花言葉は、花がひっそりと下向きに咲く様子が、初恋の乙女が恥ずかしさで気持ちをうまく伝えられない切ない姿を連想させることに由来しているようです。