イシクラゲです。
食べられるのかどうか?
ネットで検索すると「姉川くらげそば」が出てくるようで、よくよく調べてみると庭先に生えているワカメもどきのイシクラゲを素材としてますので可食です。採取場所は道端ではなく、人がめったに通らない場所にしておきましょう。
味はどう?
イシクラゲ自体の味はなく、こりこりした食感だけです。
食べられる量はどれぐらい?
ひとつまみのわずかな塩でも結構しょっぱくなるので、豆皿程度がいいでしょう。
茹で時間、食感、味付は必要か?
茹で時間は2分。このイシクラゲは見た目最悪で言っちゃなんですが、乾燥した犬の糞にも見えるので、採取場所を選ぶ必要があります、このブログの目的が犬猫の糞尿がかかっていることや除草剤がまかれていることは避けるものの、そこいら辺にある野草を採取して軽く茹でて食べられるどうかがに焦点をあてているので、今回の採取場所は人がめったにこない山道の石の上に群生しているものをえらびました。
石の上のイシクラゲは、石のシミにしか見えませんが、指でつまんでみるとパリパリの乾燥ワカメそのものでした。
で、若干小石や泥が混じっているので、水につけて1時間経ったのが下の写真です。かなりしんなりしてきており、このまま食べてしまいたい誘惑に駆られたものの、煮沸消毒せずに食べる気がしないので、いつも通り茹でました。
香りはワカメのような磯臭さは微塵もなく、ほこりのような匂いで正直あまりおいしそうではありません。それと茹で時間はすでに1時間水につけてふやけさせておいたのでそれほど必要ないでしょうが、消毒の意味も含めて2分にしてます。味もくせもなく、塩はもとより醤油でも美味でした。ポン酢ならイシクラゲサラダと言ってもいいでしょう。
この雑草は?
ほうれん草を最高値10、青汁を3とした場合の基準とし、0の場合、食べられない食材とします。
イシクラゲ:5
【まとめ】
・茹で時間は2分
・素材の味はなし
・量として豆皿
・塩でもわかめよりは味が染みている
・食感はよい
「負けない」「投げ出さない」「信じ抜く」
ひどい乾燥でも生きており、雨が降ると活性化する性質そのものです。