ユッカです。
食べられるのかどうか?
リュウゼツラン科ははじめての植物なのでとまどいましたが、尖った葉先が危険ながらも毒性は確認できません。したがって味はともかく可食と言えます。
味はどう?
ひと口目で苦味だけを感じる植物です。茹であがり後の見た目がアスパラのようなので少し期待しましたが、にじみ出てくる水分ですら苦いだけでした。
食べられる量はどれぐらい?
筆者はまったくたべられません。いままで100種以上の野草類を食した中で、最強クラスの苦みなので、ひさびさにゼロとします。
見た目が今まで食べた野草のなかで最も美味だったヤブカンゾウにそっくりだったので裏切られ感はなはだしい限りです。
茹で時間、食感、味付は必要か?
茹で時間は3分。茹であがり後は「美味そう」という印象でしたが、茹でている最中の灰汁の多さから、いやな予感もしてました。香りは生でもほとんどなく、湯気にやや青臭さはあったものの、食べられる部類ではないかと邪推してましたが、苦いだけの久々の味指数がゼロを記録した植物(野草ではない)でした。醤油をつけようが、塩をまぶそうが、とにかく苦いという主張だけをするだけで、この記事は食後15分経ってから書いているものの、のどの奥ではいまだに苦味が残っているような状態です。
この雑草は?
街中でも葉先がカットされたものをよく見かけますが、この葉っぱは想像以上に凶器となりますね。魔除けの意味もあるので店先によく置かれるのでしょう。
見た目の形状から砂漠などの乾燥地帯で育つ植物ですし、枯れる心配のない手間いらずなのでしょう。霊薬としてメキシコなどの現地では「霊薬」としてして、種子や根がリュウマチ、関節炎に効くようですが、信頼できる研究機関のレポートは探せませんでした。なお、ホームセンターでよく売っている「青年の木」は上の巨大化したユッケの幼木になります。
当方は馬刺しのユッケでも食べてた方が幸せです。
ほうれん草を最高値10、青汁を3とした場合の基準とし、0の場合、食べられない食材とします。
カタクリ:0
【まとめ】
・茹で時間は3分
・味はひたすら苦味のみ
・食べられる量はゼロ
・醤油味でも苦味消えない
・食感だけはまし
「雄大」
肉厚で先のとがった葉の逞しさからこういう名づけ方がされています。