刈払機を新規に導入したのでそのレビュー記事です。
メーカー名などのスペックは?
レビューしたい機種はマキタのMEM2600Lという2サイクルの刈払機です。
[スペック抜粋]
・2ストロークエンジンタイプ 排気量25.7mL
・テンションレバー仕様/離すとアイドリング状態に戻ります
・ループハンドル仕様/障害物が多い場所、傾斜地に便利
・ダンパーシャフトにより低振動&棹振れ防止
・「楽らくスタート」付。スタータロープを引く力が約1/3 ~ 1/2。
・軽快チップソー付
・国内排出ガス自主規制3次適合
切れ味はどう?
新品ということもあるものの、切れ味は抜群です。ただ、スロットルレバーが2段階になっており、黒いツマミをすべて手前にする全開運転にすると、手が痺れるほどの振動があるのと、とにかくうるさい、煙いのオンパレードになってしまうので、全開ではなく、7割程度の加減にしておくのがベストになる。それと、ループハンドルは初めてつかったものの、法面はもちろんのこと平地でもそこそこ使いやすい。
2サイクルと4サイクルどちらがいいの?
2サイクルと4サイクルは次のような違いがあります。
[燃料]
2サイクルは混合(2サイクルオイル:ガソリン=1:25)で4サイクルはガソリン
[出力]
同じ出力でも、エンジンが吹ける勢いが2サイクルのほうが激しい
[重量]
2サイクルエンジンのほうが同じ排気量の場合、軽い
[結論]
全開にすると、うるさい、煙い、手が痺れるなどの欠点があるものの、2サイクルのほうがパワー重視の草刈りには向いている
ループハンドル、トゥーグリップ、U字ハンドルの違いは?
草刈り場所によって最適なハンドルの形状は違ってきます。筆者の体験からは次のようになります。
[法面、狭い場所]
ループハンドル=トゥーグリップ>U字ハンドル
[平地]
U字ハンドル>ループハンドル>=トゥーグリップ
刈払機の取扱い注意事項
近接作業の禁止や振り回さないなどの一般的注意事項は、国民生活センターの利用ガイドがわかりやすいので参照しても損はないです。
http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20130704_1.pdf
筆者は刈払機の取扱い資格(刈払機取扱作業者安全衛生教育)をもっていますが、資格の取得には安くても13000円と丸1日が必要なため業者の中には無資格で使っている人も多いです。ただ、万一労災にあった場合、補償漏れになるばかりか刑事罰を受ける可能性もあります。それに、上の刈払機画像のチップ(円盤)の下にある小石ガードをはずして使った場合、資格者であっても労災はおりないので注意が必要です。