カラムシです。カメムシではありません。
茹で時間は?
葉茎共に固くはないけど、イラクサ科特有のチクチク感が大きい雑草です。摘み取った時に、生臭いというあまりよろしくない匂いが伝わってきましたが、気にしても仕方がないので調理に移ります。湯気の臭いの生臭さが消えないので、はじめは3分程度で終わらせるつもりが4分まで伸ばしました。
煮汁も茶色に変色していきます。3倍ぐらいに薄めたウーロン茶をイメージしてもらえると、本物に近いです。生臭いアクが出てきているのか茹であがっても素材の色は緑のままでした。
味はどう?
味はあれだけ煮汁が茶色になったのでそれなりに生臭さは消えたものの、噛む前の口に入れた時点で生臭いし、噛むと苦さがひどい。食べられたものではありません。
食べられる量はどれぐらい?
煮過ぎ葉が崩れたのもありますが、生臭さと苦さで食べられません。
味付は必要?
食材ではないので、醤油をかける以前の問題です。必要ありません。
食べた感触は?
煮過ぎたのもありますが、噛んだ食感がぐにゃりとして気持ち悪い。
カラムシに似た雑草は?
見た目はアオジソに瓜二つですし、アジサイにも似ています。匂いを嗅げばすぐシソはわかりますが、カラムシは見た目だけの葉っぱの形状が「アオジソ」や「アジサイ」と非常に似ています。
下の画像をご覧ください。
カラムシは無毒ですが「アジサイ」は有毒ですのでくれぐれも食べないようご注意ください。食後30分程度で「嘔吐」「めまい」が現れるようです。
ほうれん草を最高値10、青汁を3とした場合の基準とし、0の場合、食べられない食材とします。
カラムシ:0
【まとめ】
・茹で時間は4分だと長い
・味は苦く、生臭さからとても食べられない
・量としてひと口ですら食べられない
・塩以外の味付けをしても不味い
・食感はぐにゃぐにゃ
「ひっそり」
この意味にしては草丈も高いし、わがもの顔でどんどん大きくなるし、違和感がある解釈です。