ブログをはじめて3か月経過し、いくつか毒草もあったのでまとめました。
オニドコロ
オニドコロは少量なら無症状 ★毒草注意★ - 雑草生活 ~weed
[毒の強さ]
少量の葉茎は食べても症状なし、種は未調理なので不明
[毒の種類]
魚毒、渓流釣りで毒を流して魚を麻痺させるために使うもので人体毒もあり
[毒のある部分]
葉、茎
[症状]
胃の粘膜を荒らす
[応急処置法]
明示ないが、吐き出すか大量の水を摂取
[毒の強さ]
少量の葉茎は食べても症状なし、種は未調理
[毒の種類]
魚毒、渓流釣りで毒を流して魚を麻痺させるために使うもの。人体毒もあり
[毒のある部分]
ほとんどが種の部分
[症状]
種を摂取すると即効性で強い下痢、腹痛、嘔吐
[応急処置法]
明示ないが、即効性の毒のため救急車
アリタソウ
[毒の強さ]
家畜にとっては有害、人体には少量なら無症状
[毒の種類]
家畜毒(ヘノポジ油という回虫駆除作用)
[毒のある部分]
葉、茎
[症状]
不明、人の味覚には苦すぎて食べる人はいない
[応急処置法]
明示なし
スギナ
[毒の強さ]
心臓または腎臓の機能不全の人には摂取禁止だが、おひたし調理での試食は微量なので無症状
[毒の種類]
アルカロイド、チアミン欠乏(ビタミンB1の吸収阻害(脚気の遠因))の原因
[毒のある部分]
土筆が多く、葉茎は微量
[症状]
茶の内服で皮膚炎、黄疸
[応急処置法]
明示なし
https://hfnet.nibiohn.go.jp/contents/detail523lite.html
[毒の強さ]
強め
[毒の種類]
葉をつぶして魚毒とする、人体にも有害(ポロトアネモニン(皮膚の炎症を発症))
[毒のある部分]
葉、茎
[症状]
茎、葉の汁が皮膚につくと水ぶくれ、葉ははげしい下痢
[応急処置法]
明示はないが、汁がついたら洗い流し、葉を誤食したら救急車。
下のリンクで汁に触れたときの症状の写真あり
[毒の強さ]
強め
[毒の種類]
トリゴネリンというアルカロイド毒、生のコーヒー豆にも含まれている。
[毒のある部分]
全草だが、根、種子の毒性が強い
[症状]
激しい下痢、嘔吐
[応急処置法]
症状が激しい場合、救急車
番外編として今まで出会っていないけれど、三大有毒植物を記載しておきます。命にかかわるので間違っても食べてはだめです。
ドクゼリ
[毒の強さ]
超強力
[毒の種類]
GABA 拮抗性中枢神経興奮作用、ヒト致死量は50mg/kgで5g以上の摂取で致死的中毒の可能性
[毒のある部分]
全草
[症状]
摂取後30分内に嘔吐、下痢、腹痛、目眩、動悸、耳鳴、意識障害,痙攣、呼吸困難
[応急処置法]
即救急車
[毒の強さ]
超強力
[毒の種類]
コリアミルチンという成分が中枢神経へのけいれんを起こし最悪死亡する。マウスの場合、1mg/kgが致死量。
[毒のある部分]
全草(実が特に多い)
[症状]
嘔吐、けいれん、呼吸麻痺
[応急処置法]
即救急車
[毒の強さ]
超強力
[毒の種類]
アコニチン系アルカロイドという成分が不整脈、心室細動を誘発
[毒のある部分]
全草
[症状]
食後 10 ~ 20 以内に発症し、口唇や舌のしびれから下痢、嘔吐、心臓麻痺を生じる
[応急処置法]
即救急車