ヒメムカシヨモギです。
茹で時間は?
2分で葉っぱはしんなりしたものの、茎が固くほぼ枝と変わらないので2分追加しましたが、依然として枝状態でした。ただ、これ以上煮ると葉っぱが崩壊してしまうので、合計4分で妥協しました。
キク科らしく、生、茹でた時の湯気ともにヨモギ、ブタクサと同じ匂いでこの匂いは嫌いではありません。4分煮ると煮汁が黄色くなり、灰汁も泡状のものが水面に浮いていたので生じゃとても食べるような食材ではない。虫が割合葉っぱを食べていたので毒はないのでしょう。
味はどう?
香りはキク科そのものですが、葉っぱの方の味は、遅れて苦味と渋みが来ますね。煮過ぎたのもあり、葉っぱがすくなくなったのが残念でした。一方の茎は何分煮てもほぼ「枝」です。葉っぱは食べようとすれば食べられるけれど、茎は歯をいためます。ひと噛みで断念しました。
食べられる量はどれぐらい?
茎はたべられませんが、葉っぱはひと口以上豆皿までなら大丈夫です。
味付は必要?
味付しても変わりませんでした。苦味と渋みは醤油よりも強かったでした。
食べた感触は?
葉っぱは、茹でた後絞って一握り以上あればそこそこの食感ですが、茎は固すぎてまっく駄目です。1m以上m直立するだけの茎の力はなめるべきではありません。
ヒメムカシヨモギとは
道路を走っていて道端のわずかな土を養分としてよく見かけますが、要注意外来植物ながら積極的な駆除対象ではありませんし、運搬、生種も禁止されてはおりません。
アメリカでは、スーパー雑草という除草剤にたいして耐性を持つ雑草として問題になったことがありますが、これについては除草剤を使いすぎが問題でしょう。殺虫剤が効かないスーパーゴキブリもそうだったし、スーパーバエ(蠅)、スーパーゴキブリ、スーパーネズミもいるし、種の保存のためにその生物が行う進化の方法なのですからいたちごっこなのでしょう。地球上の生物それぞれが固有の意味をもっているはずなので、必ず天敵となる生き物はいるのでそういうものを利用するとか、共存という形をとればいいのにと思いますね。
ほうれん草を最高値10、青汁を3とした場合の基準とし、0の場合、食べられない食材とします。
ヒメムカシヨモギ:2
【まとめ】
・茹で時間は4分でも茎はかたいまま
・香りはキク、味は苦味と渋みがある
・量としてひと口以上豆皿まで
・醤油は付け足しても無駄
・食感は葉っぱだけはいい
「人懐っこい」
写真にあるふわふわした種が飛んで服にくっつくからと類推できます。