カキドオシのおひたし以外の調理法です。
プロローグ
スベリヒユに引き続き、いままでの上級レベルの旨さがあった雑草をそのままにしておくのはもったいないので、おひたし以外の調理法の第二弾としてカキドオシになります。味指数(*)では7以上の雑草を対象としております。
(*)味指数は、個人的に考案した旨さの度合いです。
ほうれん草を10、青汁を3、食べられない雑草を0としてます。
カキドオシをてんぷらにしてみた
【レシピ】
・カキドオシ 葉っぱ4枚
・小麦粉 50g
・水少々
・サラダ油 200ml
葉っぱが小さく柔らかいので、箸でつまんで衣をつけるのに難儀しました。2枚一緒にして厚みを出してから衣をつけるのもいいかもしれません。
アウトドアキャンプで使う小鍋を天ぷら鍋の代用として使っています。少し煙が出てるぐらいになってから油に入れたとたん、ジューという音と泡を浮き上がらせあっという間に揚がっていきます。ハーブの香りは特にしません。
油温がやや高音だったので、天ぷら特有の白い衣からあっという間に茶色になり少し揚げすぎでした。ただ見た目とは違って包丁で切ったみたら葉はそのまま柔らかさを保っていました。
味は、衣は天ぷらそのものですが、和製ハーブと言われるだけあって香りはすばらしいです。わずか葉っぱ4枚という試食でしたが、もう少し多くてもよかった。ほぼシソに匹敵するぐらいの旨さはあります。
カキドオシを胡麻和えにしてみた
【レシピ】
・カキドオシ 葉っぱ 10枚
・胡麻和えの元(スーパーで1袋100円)
・水 200ml
茹でるまでは、おひたしと全く同じで、胡麻和えの元をまぶしてかき混ぜて終了です。
調理の量が少なかったせいもありますが、味は胡麻の味と香りがカキドオシよりも強く感じられてしまい、オヒタシや天ぷらのような旨さはあまりありませんでした。妙にしょっぱさが印象に残りました。
カキドオシを野菜炒めにしてみた
【レシピ】
・カキドオシ 葉っぱ 6枚
・もやし 1つかみ
・ピーマン 大きさ中を1/4程度
・サラダ油 大さじ1杯
・胡椒 2振り
・塩 一つまみ
普通の野菜炒めなので、特に変わった味付けはしてません。
炒めるとそれでなくても小さい葉っぱがますます小さくなってしまい、盛り付け写真では上にもってきましたが、正直どこにあるのかわからないぐらいでした。味はほとんどなく、炒めるとハーブの香りは全滅しました。サブの香りづけの胡椒のほうが強く感じましたね。
まとめ
・旨さ順位は「おひたし」>=「天ぷら」>「胡麻和え」>「野菜炒め」
・最初のオヒタシが味、香りともにベストでした
・どの調理法でも苦味、雑味は一切出てこない