メマツヨイグサです。
茹で時間は?
最初は3分にしたけれど、茎の固さが変わらないので追加で3分にしたところ丁度いい柔らかさになった。生の生体は、やや青臭い匂いがするもののおとなしい香りでした。
煮汁もあまり色の変化はなく、湯気も無臭に近い状態でした。強烈な印象はなく派手な雑草ではなさそうです。ただ、ザルに移したとき少しの粘りがありましたね。粘りがあるのはスベリヒユやヤブガラシなど比較的食べられる雑草が多かったのでちょっと期待しました。
なにか味はするの?
口に入れてやや粘りを気にしながらも最初は無味です。噛んでいく度に苦さがでてきますね。香りはほとんどないため余計苦味が強く感じました。
食べられる量は?
苦いので味見のひと口まででしょう。
味付は必要かどうか?
醤油をつければ不味いものでもうまくなりますが、この雑草は苦さがどこまでもついてくる状態なので、素材だけ食べた場合とほとんど変わりません。
食感はどんな具合?
6分煮たので葉っぱはクタクタになりましたが、茎に十分火が通ったようなので歯ごたえだけはよかったでした。
メマツヨイグサのあれこれは何かある?
マツヨイグサ属という分類がされているので、おおざっぱにわけても4種類あります。
メマツヨイグサは比較的よく見かける定番のマツヨイグサと言われ、花は咲いても萎んでも黄色、草丈は1m以下という特徴があります。
・メマツヨイグサ
・マツヨイグサ
・オオマツヨイグサ
・コマツヨイグサ
咲いた時の花の色、萎んだ状態の花の色、全体の草丈などから、違いは下のサイト様で詳しく分類説明されています。
なお、太宰治の「富嶽百景」で表現された「富士には月見草が良く似合う」と指摘された花は、実はマツヨイグサではないかと言われます。月見草の花は白です。
ほうれん草を最高値10、青汁を3とした場合の基準とし、0の場合食べられない食材とします。
メマツヨイグサ:2
【まとめ】
・茹で時間は6分
・味はやや粘りがあり、苦く、香りはなし
・量としてひと口まで
・醤油でも苦みが消えない
・食感だけはいい
「移り気」
夕方になると花を咲かせるので、こういう意味なのでしょう。幾種類もあるにもかかわらずマツヨイグサとして共通した花言葉になります。