ブタクサです。
茹で時間は?
なるべく若芽を採取してきたとは言え、茎が固そうなので5分は必要なレベルと予想しましたが、意外にも3分で葉茎ともにやわらかくなりました。生の葉茎はヨモギ臭に加えて、雑味臭が合わさったやや不快なにおいでしたが、茹でている時の湯気の香りはヨモギそのものだったので、味には少しばかり期待してしまいました。
味はどう?
葉はやや苦さを感じる程度でしたし、ヨモギというよりも春菊にほぼ近い味でした。
茎はひたすら苦いのみで、以前のヒメジョオン並みの苦さですので食べない方がいいでしょう。開花前の花もやや苦味がありました。
食べられる量はどれぐらい?
葉は豆皿までは行けますが、茎はひと口の味見でギブアップでした。
花の部分もせいぜいひと口がよいところでしょう。
味付は必要?
塩だけではやはり物足りません。葉はかすかな苦味のみなので、醤油でいい具合のバランスが取れてオヒタシとして十分食べられます。一方、茎は素材そのものが非常に苦く、醤油をかけてごまかそうとしても一切むだでした。
食べた感触は?
触感だけはいいです。茹で時間が少ないにもかかわらず、葉茎ともに柔らかくなり、噛み応えは良いほうです。
ブタクサと似ている雑草は?
下表のようにブタクサ、ヨモギ、セイタカアワダチソウとの違いのまとめをつくりました。ともに無毒と言われている雑草です。
ほうれん草を最高値10、青汁を3とした場合の基準とし、0の場合、食べられない食材とします。
ブタクサ:3
【まとめ】
・茹で時間は3分
・味は葉は食べられるが茎がひたすら苦い
・量として葉は豆皿、茎はひと口の味見まで
・塩以外の味付けは葉はいける
・食感だけは良い
「幸せな恋愛」
植物によって命名の仕方も違うようですが、豚しか食べない素材ということを由来とすることと、恋愛は結び付きが微妙ではないでしょうか。