ヨモギです。
感 想
茹で時間3分。
春先の若芽が欲しかったのですが、7月下旬の今では草丈50cm以上に成長しているものばかりでした。思ったよりも生息数が少ないと思いましたが、植物は群生するという特徴もあるので、あるところに遭遇すれば容易く手に入ります。
摘み取った瞬間からいい香りに久々に安心できました。
今までは草餅などの原材料の一つとして食べていましたが、現物そのままのオヒタシは初めてでした。茹でている最中も、香りをこれでもかと撒きまくっており、煮汁もヨモギ本体も緑に変色してきました。
味は草餅と一緒で、口に入れた瞬間一気に鼻に抜けていく感じです。
癖の強い春菊と言ったところでしょうか?粘りはまったくなく、苦味も野生種にしてはほとんど感じません。茹で時間も3分ではとり過ぎたぐらいで、さっと湯通しすればよかったかもしれません。
乾燥させれば、お灸のもぐさの原料になります。
味 指 数
ほうれん草を最高値10、青汁を3とした場合の基準とし、0の場合、食べられない食材とします。
ヨモギ:4
【まとめ】
・茹で時間は3分
・味は癖の強い春菊
・食べられる量は豆皿まで
・醤油はあったほうがいい
・食感は比較的良い
花 言 葉
「幸福」「平和」「平穏」「夫婦愛」
健康の代名詞と思ってましたが、世の平安を込めた意味が多いですね。
クサノオウと間違えない
毒草のクサノオウと非常によく似ています。
強力なアルカロイド毒で死者も出ているようですので、違いが明確に判断できない場合には、識者の指示で採種をお願いします。
【ヨモギ】
・葉を破ったり、茎を折ると独特の強い香りがある。
・花は粒状のものが多数発現する。
【クサノオウ】
・茎を折ると黄色い汁が出る(かぶれるので触らない!)
・花は3cm程度の黄色い花が咲く。
Wikipediaからの引用